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へんな仏像 

2012.09.17 08:25

ここ最近twitterでも話題になっていた『へんな仏像 由来も形も不思議な神仏たちの大図鑑!』を読みました。
なぜこんな姿をしているのか、仏なのか神なのか何なのか、と想像せずにはいられないような異形像が60体ほど紹介されています。

へんな仏像

へんな仏像

武装したお地蔵さま「勝軍地蔵」や鬼の姿に変身した元三大師、千手「千足」観音などなど、どれも妖しい魅力を放つ珍しいお姿。

勝軍地蔵

勝軍地蔵

いやー、いろいろあるんですね。

自分が持っている本では、1995年発行の「探訪 大江戸の神仏」にもちょっと変わった仏像が載っているので今回はそちらもご紹介します。

大江戸の神仏

大江戸の神仏

まずは護国寺の大元帥明王。大元帥明王といえば奈良・秋篠寺のお方が有名ですが、都内にもいらっしゃるんですね。

大元帥明王

大元帥明王

秋篠寺とは違って四面?のようです。中央の顔が澄ました表情をしているところとか、ちょっと怖い。
この大元帥さまもやはり秘仏です。

次は寿福寺の青面金剛。解説では「三宝荒神の可能性もある」とありますが、烏枢沙摩明王じゃないのかなあと思ったりします。

青面金剛?

青面金剛?

富山・瑞龍寺の烏枢沙摩明王によく似ていますよね。足元の犬っぽい動物がかわいい。

それともうひとつ、永隆寺の歓喜童子。歓喜天じゃなくて歓喜童子。童子?解説には「歓喜天の一つ。」とありますが、一つ、と言われても。
どういうことなんでしょうか。

歓喜童子

歓喜童子

手には歓喜天のシンボルである大根、巾着を持ち、頭上には象頭が二つ。気になります。

ほんと、いろいろあるんですね。

最後に、実際にお会いして印象に残った方を。

山梨・大善寺の十二神将のうちの午神将です。

午神将

午神将

周囲にいる他の十二神将とはあまりに異なる力強い表情、螺髪のような兜、決めまくったポーズ、ノースリーブ・・。
様々な点で浮いています。他の十二神将と仲良くやっているのかちょっと心配になってしまいました。

大善寺は秘仏本尊薬師如来坐像が5年毎に御開帳されます。次回は2013年。
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。その際は午神将さんにも要注目です。

ちょっと変わった方々もまた素敵ですね。

(nihhi)

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