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観音を探せ!@スカイツリー 

2012.09.10 03:27

みなさん、こんばんは。
今夏ドハマりした「真っ赤なトマトキャンディ」(meito)が街から姿を消し始め、
確実に夏が終わりゆくのを感じている、たなはしっかり!です。

先日、タッパ634mの噂のあいつ…東京スカイツリーにて
観音を発見したよ…!

塔の1Fです。

塔の1F、中心部分を囲む回廊の壁面には、
現代の東京を見晴らす絵巻がぐるりと。

全長40m×3mの壁画のうち、横一文字に走る帯のように光っているのが
デジタル部分。60インチディスプレイが13枚使われているらしいよ。
聞いたところ、制作はチームラボ乃村工藝さんだそうです。

ちなみに、ガラッガラですが、これ、平日の夜20時くらいです。
土日以外はこんな感じ。
「只今、待ち時間5分ほどで昇れます」的なアナウンスも流れていて、
ソラマチの飲食店であっても、金曜以外は大体普通に入れます。
平日おすすめ。

で、この絵巻。よく見てみると…

街中にシースーが!いたり、歌舞伎役者が!いたりと、
過去現在、特産物から人間まで、由縁のあるものが描かれているようです。

デジタル部分では刻々と人間や車が動いていて、
一定の時間になると、東京駅に灰色の列を為したサラリーマンたちが
吸い込まれていく様子なんかが見られたりするんですが…

…アーーッ!

千手観音いた…!!

描かれている場所は浅草近く、隅田川だったような気がするんですが、
浅草寺の本尊(絶対秘仏)は聖観音だったはず…
なんで千手観音なんだろう?荒川?北千住あたりだったっけ?と
モヤモヤな疑問もありつつ、
まさかの仏像との遭遇に取り乱したたなはしっかり!なのでした。

皆様も、スカイツリーに行かれた際はぜしチェキってハニー!

たなはしっかり!

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ハイスクールはダンステリア! 

2012.08.07 00:11

みなさん、こんばんは。
食物繊維、ちゃんと摂ってますか?たなはしっかり!です。
「仏像ナイト4」の情報も解禁され、
いよいよ11月3日へのカウントダウンが始まりました。

ということで、「仏像ナイト4」告知の宣材イラストですが、
前回の「仏像ナイト3」で配布した「BTUTUS no.2」がお手元にある方は、ご覧になったことがあるかと…
そうなんです。勢いだけで描いた仏像マンガ「仏像ハイスクール」のキャラクターたちが飾らせていただいております。

本日は、そのキャラクター達を(誰に頼まれるでもなく)紹介するよ!


■地蔵くん

仏像ハイスクールに通う模範的な生徒。世に言ういい子なので、学級委員ポジションになりがちだが、個人的な経験から言うと、高校以降学級委員をやらされているのはお人好し以外の何者でもない。
そのビジュアルから、入学当初から野球部への勧誘が絶えなかったが、ガチの文系。如意輪ちゃんに、ほのかな恋心を抱いている。

■如意輪ちゃん

長い丈のスカートに細眉。「花のあすか組」か「ロンタイBABY」から抜け出してきたような、時代を逆行するヤンキーファッショニスタ。群れずに生きる、一匹狼タイプ。山田詠美感あり。
静かに本を読んでいるときの、話しかけるなオーラは異常。

■吉祥天ちゃん

肉付きのいいキュートな色白ギャル。推定Fカップ。常に己の美に磨きをかけているので、新作コスメ情報とかは吉祥天に聞け!カタツムリの美容液とかも吉祥天が流行らせたらしいよ。毘沙門天といい仲。出てきてないけど弁財天とよくつるんでます。あと、料理上手。

■弥勒くん

教室のスリーピング・ビューティ。ずっと寝ているように見えるが、時々起きて御手洗い等には行っている様子。まぶたに目を描かれることもしばしば。

■愛染くん

新薬(惚れ薬)の開発に余念がない、マッドサイエンティスト。常時鼻息は荒く、額は汗ばみ、どう見ても興奮が収まっていない。地蔵くんの視線の先に如意輪ちゃんが居ることに気づくなど、LOVEの空気を読む力はさすが。マンガを読んだ仏像部員からは「ホント気持ち悪いね」と何度も言われている。


と、こんなプロフィールのキャラクタたちが活躍する「仏像ハイスクール」。
次の「BTUTUS no.3」に向けて、マンガの方も描き進めておりますので、なにとぞ!

(たなはしっかり!)

仏像部史上最高MJ(メモリアルな事件)! 

2012.07.02 23:50

みなさん、こんばんは。
半夏生の本日、タコ頬張ってますか?
わたしは食べてません。いつものように豚バラな食卓です。

本日は、少し前のお話しながら、5月の、あのメモリアルな出来事の回想を。

実は仏像部、近いうちに同人誌の祭典「コミティア」@ビッグサイトに出展をしようかと考えておりまして、その下見として5月5日に開催された「コミティア100」に有志を募って行ってきたわけであります。
「コミティア100」というだけあって、なんと今回で100回目!
いろいろとスペシャルなイベントをやっている事はうっすら知っていたのですが、広大な会場をうろついている最中…

アレ?見たことある人がいる…
黒髪のウェービーな長髪にサングラス…
ってMJことみうらじゅんさんじゃないか!
まさかのMJ発見伝!

どうやら、みうらじゅん氏と喜国雅彦氏による「色即ぜねれいしょん」チャリティ原画即売会が行われていた模様。

あまり人だかりもなく、サインを描き終わると長机に突っ伏して寝始めるMJ。
(前日飲んだくれていたか、締切に追われていたのか)疲労度DXな様子。

そわそわしながら様子を窺っていると、担当の編集者の人が「いまなら、ゆっくりお話できますよ!」と背中を押すような誘い文句を放ってきたため、もはや抗うすべもなく、展示されている原画を選んで両氏の元へ…

ギャース!!! 「アイデン&ティティ」で「スライドショー」で「タモリ倶楽部」で、勿論「見仏記」なみうらじゅんが、今、至近距離に…!

ドッキドキの中、その日たまたま持ち合わせていた仏像部制作フリーペーパー「BTUTUS」の存在を思い出し、「ぶっ、ぶつーたす!ほら!」とその時自分が持っていたにもかかわらず、テンパって、デザイン番長こと部員キシダ氏のカバンから探そうとする副部長。…平常心!

「あの、仏像部という部活動をやっておりまして、フリーペーパーを作ってfgんlじゃghばぅbがlhらお…」

と、どうにか両氏に「BTUTUS」を手渡すというミッションを遂行。

すると、なんということでしょう!

「ああ〜滋賀ね。円空ね。」

手に取るや否や as soon as 興味深げにページをめくるみうらじゅん!
第一特集の「仏像部岐阜(滋賀)合宿」に目を通しているみうらじゅん!
ニヤリとした表情で円空の名を口にするみうらじゅん!

た、高まる〜!!!

それからしばらく、部員たちが大地を蹴って飛んだり跳ねたり、走り出したい気持ちになったのは言うまでもない。久々に、手が震えました。
このために作っていたわけではないけれど、正直、「BTUTUS」を作って良かった!と心から思ったことよ。

「仏像部」という名前をみうらじゅん氏の脳細胞に刻むことはできたのでしょうか?
これを機に、なにか仏縁が結ばれたらいいのになったら、いいのにね!ほんとにね!
仏像部史に残る、この出来事を胸に「仏像ナイト4」に向けてエンジンかけていきますよー

MJが手にしっかと持っているんは「BTUTUS」じゃけえのう(岩下志摩)

おわり。

「越後よいとこ幾度もおいで」 

2012.05.29 01:03

と、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。
先日越後へ笹団子を作りに行って参りました、たなはしっかり!です。

いつもべらぼうにうまい笹団子を作って送ってくれている伯母の元で、
笹団子ワークショップを決め込み出来上がったのがこちら。

あ、やだ!まちがえちゃった!
これ笹団子マンだった!
こちらが本当。下記参照。
(どうでもいいけど、笹団子マンってなんとなくあき竹城っぽくない?気のせい??)

茹でた後に干される笹団子 in 納屋。
毛先15センチでかわいいは作れる(エッセンシャル)っていうけど、笹団子だって自らの手で作れたよ!
お土産物屋さんで売っている笹団子よりも大きくて、ナチュラルで、おいしい。

で、新潟と言えば笹団子をはじめ南蛮海老様や日本酒などなどおいしいものでも有名ですが
仏像シーンで外せないのが木喰仏。はい、出会ってきましたスマイリー仏。

冬は白鳥の飛来地として有名な長嶺大池のほとりに建つ西光寺(柏崎市)。
こちらには、木喰88歳(!)米寿を迎える年に彫った十二神将がおわします。

木喰が彫った仏像群は、現存が確認されているだけで650体(!!)と言われていますが、
その中で十二神将を彫ったのは、栃木県鹿沼市の等持院に残るものと、西光寺と、2セットだけなのだそうですよ。

持ち物や衣装もだいぶ省略されているので、誰がどれだかわからんちんなのですが、
眉をギュッと寄せたしかめ面、不敵な笑み、こぼれる笑顔…皆、表情豊かで
体つきやポージングの素朴さも相まって、たいへんユーモラス。

身体は白木のまま、唇と目のみ、色が塗られていたとか。

この中の一体が木喰さんの自刻像だと言われていると聞いて、
どれだどれだと探してみたところ…

この溢れるドワーフ感…もしや…!
ひときわ笑顔でセンターを決めている髭のおいちゃんがそうみたい!
十二神将総選挙、不動のレギュラーポジション!
行かれた方は是非、木喰さん(自刻像)探ししてみてください。

おわり。

■西光寺
柏崎市西山町長嶺813
0257-48-3193

百恵ちゃんのこと。 

2012.04.24 01:37

早くもブログ2周目…!
時の流れの速さにおののいているたなはしっかり!です、こんばんは。

最近ね、わたし、気になっている人がいるの…

その人との出会いは某カラオケ店。
その日、わたしは日常のUSAを晴らすべく久しぶりに友達とJOYSOUNDっていたの。
友達(女)が「えろうすんまへん、会社用やで!練習させてな!」といったノリで
社畜をタテマエに照れを隠しながら、最近お気に入りだというゴダイゴと加山雄三を入れ、
わたしはそれに対抗するように「セーラー服と機関銃」で薬師丸って、
いつの間にか昭和歌謡歌合戦の様相を呈していったそのとき、
友達のセレクトしたその曲のイントロが流れたの…

何億光年〜 輝く星にも〜 …

わわわ、知ってる、知ってる。わたし、このうたを。
いつかCMで流れていてね、ずっと「なんていいうたなんだろう」って思っていて…

そう、そのとき画面の中に現れたのは、山口百恵。
流れた曲は、「さよならの向う側」。

これ、百恵タソだったのか !!

1980年に引退した百恵ちゃんのことは
小学生時代「ちびまる子ちゃん」を通して名前と顔と
「ひと夏の経験」(!)という歌の存在を知る程度。
松田聖子より、明菜より、キョンキョンよりも、リアルタイムから遠く離れていたので、
このすてき曲を歌っていたのが百恵タソだなんて知らなかったよ恥ずかしい!

で、この「さよならの向う側」があまりに良くて(イントロとAメロだけで泣ける)
そこからとりあえず百恵ちゃんのベストを借りる、からの、
百恵ちゃんに興味津々、に至っているわけですが…こんな本を見つけたんだよ!

どーん。これは…!言っちゃったね…!

1979年、講談社刊「山口百恵は菩薩である」…
当時ファンの間でも物議をかもし、世間的にも話題になったこちらの本。
音楽評論家の平岡正明さんが、本人へのインタビューを一切行わず、
レコードのみに向き合ってお書きになった百恵の“歌”論だそうです。
特に仏教的な言説が出てくるわけでもなく、
「なぜ菩薩なのか」も語られてはいないようですが(言い切ったもの勝ち…)
当時の百恵像をはかるための、フックになるワードな気がするよ!
山口百恵自叙伝「蒼い時」と共に一読したいと思います。
そういえば篠山紀信氏は百恵ちゃんのこと、「時代と寝た女」て言ってたよね。
湖面のように、聖と俗をその身にたたえる女、百恵…!
まだまだ興味はつきません。
(そう言われると「さよならの向う側」の歌詞も、仏教的世界観に思えてくるんだ、これが)

【おまけ】ちなみにわたしが見たCMは、これでした。↓

総集編で何本かくっついてますが、ひとつひとつの画がすごく良くて、
あの「イヒ!」の旭化成とは思えない真面目さと静けさのあるCMなので御暇な方はどうぞ。
わたしはインドのやつと、ダムのやつが好きです。
※こちらの歌唱はTeNさんという方で、このバージョンも力強くてすごく素敵。

おわり。                    by たなはしっかり!

お昼休みは国宝watching、いいとも![たなはしっかり!] 

2012.03.19 01:13

最近、どんなに太っても赦される女優は松坂慶子だけ!という
ドラマ界の真理に行き着いた、たなはしっかり!ですこんばんは。
仏像部リレーブログ、第二走者にして週末ギリギリの更新…
責任とスリルを感じてロマンティックではなく動悸が止まりません。救心!

はて、今回は、先日出稼ぎ先のお昼休みに訪れた大倉集古館での見仏について。

東京タワーのお膝元、日比谷線は神谷町駅を降りて徒歩約7分。
テレビ東京を横目に、ホテルオークラを目指す坂を昇ると、本館に並ぶようにして建つのが大倉集古館。

その名の通り、実業家・大倉喜八郎男爵が長年収集した美術品を集めた美術館なんですが、実はここ、日本初の私立美術館&設計したのは、湯島聖堂や築地本願寺をデザインした伊東忠太氏なんだそうですよ。佛ネタで言うと、この伊東忠太さん「法隆寺は日本最古の寺院建築である!」ことを示した日本建築史の開祖だってちょうビッグ!

さてそんなwiki的雑学はさておき、この美術館の目玉と言えば、
言わずと知れた都内唯一の国宝仏「普賢菩薩騎像像」なわけです。
もちろんわたしもそれを目当てに行ったわけです。
あい見まえたわけです。
仏像の前に行って戻ってまた行って、ガラスケースの周りを3周回って2階の展示見てからまた戻って3周したよね…

これが…お江…戸の…ナショナルト…レジャー…!


(平安時代/木造彩色)

木像の肌の所々に残る衣の青、緑の色彩は、
わたしのお昼休みを平安の時代へと軽々と導く。
おだやかで、若々しき“知”が現れた顔立ちに心はたちまち静かになる。
ほどよい肉付きの指を合わせて合掌する左手と右手の間にはかすかな隙間があって、
それぞれの手は、わたしたちと同じように手の平を合わせている。
見慣れているかもしれないその隙間になんだかリアルを感じて、わたしはなんだかハッとした。

視線を落とす。
その先には、揺るぎないバランスで蓮華座を支えるどっしりとした白象。

白象…お前もか…!

やはり、エロ目…!

帝釈天でもおなじみ、みんな大好き白象ですが、このエロ目度にはそれぞれ個性とエロ度があるわけで、彼らの目でエロ目マトリクスを作るならば、この子は結構なムッツリ系にマッピングされるのではないかという私見です。他に狂気系エロ目、笑顔系エロ目などの分類があると思うのですが、誰かいつかまとめてくれま専科…。

平成の現在、実際に象を見るとこんな目はしていないわけで、獅子や麒麟など想像上の動物でないのにもかかわらず、結構な描かれ方をしている象に同情してしまうタナハシなのでした。例えばそれは、漫画を描き始めたキッズ達がうまく見える描写方法として(ほんとにそうなるかはしらないが)服に過剰にシワを入れることと同じように、“見たことはないけれども異国にいるらしい”リアル感の表現として、絵師・仏師の定型表現だったのかしら…なんて思いを馳せる日曜の夜なのでした。

おわり。(たなはしっかり!)

BTUTUS