仏像ナイトvol.4のグッズ1 

2012.10.31 19:13

ニッヒですこんばんは。

今日は11/3(土)の仏像ナイトvol.4で販売予定のグッズをご紹介します。(もう目前…!

まずはつい先日完成した「十三仏はんこ手ぬぐい」です。

十三仏手ぬぐい

十三仏はんこ手ぬぐい

十三仏というのは閻魔王をリーダーとするあの世の裁判官たちの正体とされている13の仏で、
不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閦如来、大日如来、虚空蔵菩薩を指します

錚々たるメンバー…!

色は紺地に白抜き。図案は片面プリントではなく、手捺染という製法による両面染めになっています。

立っていたり坐っていたり、動物に乗っていたり炎が燃えていたりとバラエティ豊かな構成で、豪華かつお得感のある手ぬぐいに仕上がっているのではないでしょうか…!

サイズは約35×90cm。

こちらは仏像ナイト限定価格で販売させていただきます。

それと前回の仏像ナイトvol.3でも販売させていただいた「仏はんこポストカード」。

仏はんこポストカード

仏はんこポストカード

今回は会場で配布する仏ライフスタイルマガジン「BTUTUS(ブツータス)」の表紙絵にもなっている雲中くんポストカードなどをご用意しています。

よろしければお手に取ってみてくださいませ。

手ぬぐいとポストカード数種類は奈良きたまちの雑貨店旅とくらしの玉手箱 フルコト』さんでもお取り扱いいただいてます。

http://www.furukoto.org/

また下記の仏はんこサイトよりメールにてご連絡いただければこちらからも販売させていただきますので、「仏像ナイト行けないけど欲しい!」という方、いらっしゃいましたらご検討くださいませ。

http://butsuhanko.com/

何卒よろしくおねがいします!

そしてさらに仏像部のデザイナーキシダさんが手がけるあのオシャレかわいいアイテムも…!

へんな仏像 

2012.09.17 08:25

ここ最近twitterでも話題になっていた『へんな仏像 由来も形も不思議な神仏たちの大図鑑!』を読みました。
なぜこんな姿をしているのか、仏なのか神なのか何なのか、と想像せずにはいられないような異形像が60体ほど紹介されています。

へんな仏像

へんな仏像

武装したお地蔵さま「勝軍地蔵」や鬼の姿に変身した元三大師、千手「千足」観音などなど、どれも妖しい魅力を放つ珍しいお姿。

勝軍地蔵

勝軍地蔵

いやー、いろいろあるんですね。

自分が持っている本では、1995年発行の「探訪 大江戸の神仏」にもちょっと変わった仏像が載っているので今回はそちらもご紹介します。

大江戸の神仏

大江戸の神仏

まずは護国寺の大元帥明王。大元帥明王といえば奈良・秋篠寺のお方が有名ですが、都内にもいらっしゃるんですね。

大元帥明王

大元帥明王

秋篠寺とは違って四面?のようです。中央の顔が澄ました表情をしているところとか、ちょっと怖い。
この大元帥さまもやはり秘仏です。

次は寿福寺の青面金剛。解説では「三宝荒神の可能性もある」とありますが、烏枢沙摩明王じゃないのかなあと思ったりします。

青面金剛?

青面金剛?

富山・瑞龍寺の烏枢沙摩明王によく似ていますよね。足元の犬っぽい動物がかわいい。

それともうひとつ、永隆寺の歓喜童子。歓喜天じゃなくて歓喜童子。童子?解説には「歓喜天の一つ。」とありますが、一つ、と言われても。
どういうことなんでしょうか。

歓喜童子

歓喜童子

手には歓喜天のシンボルである大根、巾着を持ち、頭上には象頭が二つ。気になります。

ほんと、いろいろあるんですね。

最後に、実際にお会いして印象に残った方を。

山梨・大善寺の十二神将のうちの午神将です。

午神将

午神将

周囲にいる他の十二神将とはあまりに異なる力強い表情、螺髪のような兜、決めまくったポーズ、ノースリーブ・・。
様々な点で浮いています。他の十二神将と仲良くやっているのかちょっと心配になってしまいました。

大善寺は秘仏本尊薬師如来坐像が5年毎に御開帳されます。次回は2013年。
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。その際は午神将さんにも要注目です。

ちょっと変わった方々もまた素敵ですね。

(nihhi)

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126年分 

2012.08.14 00:37

多くの仏様には縁日というものがあります。
その日に参拝すると普段よりも授かるご利益が大きい感謝デーというかポイント2倍というかそんな日ですね。
観音菩薩は18日、不動明王は28日、薬師如来は8日、地蔵菩薩は24日で閻魔王は16日。といった具合です。

またこれらの縁日とは別に功徳日というものもあって、観音様の功徳日である「四万六千日」は特に有名です。
その日に参拝すれば46000日分の功徳が得られるわけですね。
盛ったなーという印象です。

この四万六千日は浅草寺や護国寺が有名で日付は7月9、10日となっていますが、お寺によっては違う日付が設定されていて、鎌倉の杉本寺や長谷寺では8月10日。

他にも京都の清水寺では8月9日〜16日までが千日詣期間になっていて、この期間中に参拝すれば一日で1000日分です。

さらに調べてみたら、100日分とか4000日分とか6000日相当の日もあるみたいで、もうだいたい功徳日だなっていうかそもそも功徳って何?という気持ちになりました。

まあやはり人間、楽して簡単にいい思いしたい!という気持ちはあるもの。

参拝回数を重ねればいいというわけではないでしょうが、色々なきっかけで縁を結んだりするのもいいですよね。
こういった縁日、功徳日には秘仏がご開帳されることも多いのであちこち行かれてみてはいかがでしょうか。

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そわか 

2012.07.09 01:40

お寺でお会いする仏像の前には、たいていその仏さまの名前を記した木札がたてかけてありますよね。
でもう一つ、名前と一緒に書かれてることが多いものというと・・真言です。

唱えることで仏さまに直接働きかけることができるという呪文ですね。
いわば直通ダイヤルというかそんな感じかもしれません。

真言はそれぞれの仏さまに専用のものが用意されていますが、けっこう言いにくいですよね。
サンスクリット語をそのまま音写したものなので、意味もさっぱりわかりません。
なのでわりとスルーしてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかしちょっと言ってみると意外とすんなり覚えてしまうし、なんだか響きが楽しいぞ、と思ったりもするのです。

ということで、今回はつい言ってみたくなる真言をいくつか紹介します。

まずは

おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

ご存知、薬師如来の真言です。
この真言はなんといっても「ころころ」がかわいらしいですよね。言ってみたくなります。
リズミカルで全体的にほどよい長さもポイント。
おそらく「他の真言はよく知らないけど薬師如来のは覚えてる」、あるいは「よく唱えてる」、という方は多いでしょう。

続いてこれもかなり好きです。

おん まか きゃろにきゃ そわか

十一面観音ですね。
このよく伸びそうな、弾力ある感じが素敵です。

これもいい。

おん あみりと どはんば うん はった そわか

馬頭観音です。
「どはんば」のエンジンがかかる感じ。馬の勢いを感じます。
馬頭観音ならではの真言だと思います。

次はこちら。

おん しゅちり きゃらろは うんけん そわか

大威徳明王です。
「しゅちり きゃらろは」の飴玉を口の中で転がす感じ。
とりあえず言ってしまいます。

これも気になります。

おん どどまり ぎゃきてい そわか

鬼子母神。
安産、子育てのご利益がある女神として信仰される鬼子母神ですが、
かつては人の子を取って食らう鬼女でした。
この真言からは彼女を怒らせると怖いんだな、ということが感じられます。

これも言わずにはいられない。

おん しゅりまりままり まりしゅしゅり そわか

烏枢沙摩明王。強面の外見とは裏腹に、真言は魔法少女モノの主人公が唱えそうなかわいらしさ。

これはどうでしょうか。飯綱権現。

おん ちらちらや そわか

かわいいです。

といろいろあるわけですが、つい言ってみたくなるという気持ちがわかってもらえたのではないかと思います。
今まで特に気にしていなかったという方は、機会があれば唱えてみるのもよいのではないでしょうか。
願いごとも届きやすくなったりするかもしれません・・!

nihhi

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門番 

2012.06.04 00:04

お寺の山門に立って仏敵を威嚇する神といえば仁王、というのはよくあるパターンですが、
稀に意外な方々を見かけることもあります。
ということで、今日はそんな門番のみなさんをちょっと紹介してみます。

まず仁王に代わって警備を務めていることが多いのは四天王のうちの二天。
これはわりと多いですよね。
二天の裏側にもう二天いて、四天王全員でガードしてる場合もあります。
警戒度高いですね。

次に、あまりない例がない割に有名なのが風神&雷神でしょうか。
雷門ですね、浅草寺。
もともとは「風雷神門」なんですよね。風神略されてます。
浅草寺の他では群馬県渋川市・水沢寺や栃木県日光市・輪王寺などでお見かけしました。

でこの輪王寺には風神雷神とはまた別に見慣れない門番が。
「夜叉門」を守る四夜叉です。
象の膝当てを付けていたり水玉ブーツを履いていたり、みなさんおしゃれ。

さらに珍しい組み合わせでは
山形県鶴岡市・善宝寺の毘沙門天&韋駄天
山梨県甲斐市・天澤寺の摩利支天&愛染明王
長野県長野市・善光寺の三面大黒天&三宝荒神
などなど、思いのほか多くのバリエーションがあるようです。
知られざる門番、まだまだいらっしゃるのではないでしょうか。

山門チェックも楽しいと思うのです。

nihhi

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すっく 

2012.04.30 01:35

仏像は坐像、立像など色々な姿勢で表されますよね。
観音菩薩などは基本的に立像が多いですが、これは
「いつでもどこでも駆けつけて救ってくれる」
という活動的な観音さまの性質が反映されたもののようです。

と言っても観音さまは造像数がとても多いし、坐像を目にすることもままあります。
他の仏像、たとえば阿弥陀如来や地蔵菩薩、不動明王でも
立っていることもあれば座っていることもある、というイメージではないでしょうか。

一方で、座っている姿しか見かけない仏さまというのもいらっしゃいます。
例えば・・・同じ観音さまでも如意輪観音。
片膝を立てた「輪王坐」と呼ばれる座り方をしています。
如意輪さんといえばこのポーズ、頬杖をついてゆったりとくつろいでいるようなお姿は
魅力的ですね。

ところが、この如意輪さんも立つことがあるようなのです。
立つことがもう億劫なくらいにリラックスしているように見える如意輪さんですが、
一体何を思って立ち上がったのでしょうか。

如意輪寺・如意輪観音立像

副部長のかりさんは「昨日の夕食なんだっけな?な表情だね」と言ってましたがまさに。
如意輪さん独特のアンニュイさは薄れているような感じです。

.

続いて坐像しか見かけない方と言えば・・・閻魔王。
閻魔王はどうでしょうか。
閻魔さまと言えば、どっかと腰を下ろして裁判の判決を言い渡している姿をイメージしますよね。

しかし立ちます。
閻魔さまも座りっぱなしというわけではないのです。

樺八幡神社・閻魔王立像

裁判中に急用を思い出したりしたのかもしれません。

.

さらに、揺るぎない王者の風格を備えた大日如来。
もう動くことなどあるのかと思っていたのですがやはり立ちました。

安養寺・大日如来立像

宇宙そのものである大日如来が立ち上がるというのは何を意味するのでしょうか。
なにやらえらいことが起こりそうな気がしないでもありません。

.

坐像が圧倒的多数を占める中で敢えて立像を造った理由、

何か特別なご利益を期待されたのか、仏師がオリジナリティを出したかったのか・・・。

いろいろと想像をかきたてられる仏像です。

nihhi

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BTUTUS